宇宙葬

永遠の別れの時、宇宙に旅立つ素敵な葬儀を

人がお亡くなりになるとご遺族はお通夜、告別式を行います。
生前、お世話になった人に向けて、参列された方に感謝し、故人と仲良くしていただいたことにお礼し、最後のお別れをしてもらう、こうしたお別れの形は昔から行われてきたことですが、最近は本当にたくさんの葬儀の形が出てきています。

家族と本当に親しい友人などで小規模に行う家族葬や、費用面、またご家族が置かれている環境によって直葬という選択をされるということもあります。
また音楽葬などの故人の生前を偲ばせる葬儀の形もあります。

個性的な葬儀の中の一つとして、宇宙葬という葬儀の形があります。
宇宙葬は葬儀というよりも、お墓に故人のお骨を納骨するということではなく、遺灰を宇宙に打ち上げるという散骨の形になるので、葬儀とはいっても通常の葬儀を行った後、納骨をせずに散骨するというイメージになります。

アメリカではすでに多く行われている宇宙葬

日本ではあまりなじみがありませんが、アメリカではすでに多くの方が宇宙葬で空に向かいました。
遺灰を小さいカプセルに入れて、人工衛星に搭載し宇宙に打ち上げるという方法は、一人だけ宇宙に運ぶのではなく、多くの遺灰を運ぶという方法です。

遺灰を積んだ人工衛星に搭載、地球の軌道に乗ってからは数カ月から数年周回し、大気圏に突入する時に燃え尽きるため、宇宙ゴミになるようなこともありません。
いつか宇宙に行ってみたいと願っていた方も多く、ご遺族がその願いをかなえるために宇宙葬を選択するということもあるようです。

宇宙にいった遺灰は、スマホ、タブレットなどのアプリから今どこにいるのか?ということを把握できるということなので、これもまたご家族にとっては故人が空から見守ってくれているようで素敵な時間を過ごせそうです。

宇宙葬は散骨、自然葬になる

宇宙葬は、葬儀の種類としては自然葬という形になりますし、葬儀というよりも散骨です。
この場合、墓地や埋葬などに関する法律を考えて行う必要があります。

遺灰を海にまく、山からまくといった散骨の場合、国内では自然葬ということになるので、葬送の一つとして節度を守って行うようにといわれていますが、法律的にしてはいけないこととなっていないので、法務省としては事実上認めているという形です。

この先、こうした自然葬などが多くなっていけば、何らかの規定などができるかもしれませんが、今のところないようです。

案外安い?宇宙葬の費用は手が届くくらいの費用

日本でも宇宙葬の募集がおこなわれていますが、アメリカで宇宙葬を利用する場合、あれ?こんなに安いの?と思うくらいの費用です。

複数の御遺骨を運ぶということもあり、それほど費用が盗られず、20万位で宇宙葬ができるという所もあるようです。
この位の費用なら利用できる!と考える方も多いのではないでしょうか。