生前整理を手伝う際のポイント

片付けの名人に聞く生前整理のポイント

最近は、生前整理をしておく「親家片」というのが注目されていますね。
「おやかた」と読みますが、その名の通り、親の家を片付けるというものです。

2011年12月に発売された、50歳以上向けの女性誌「ゆうゆう」という雑誌で始めて「おやかた」が紹介されました。
親の家を片付ける、別に言い換えると生前整理です。
生前整理には、ポイントがあります。

今回は、片づけの名人に生前整理のポイントを聞いてみましょう。
「おやかた」はどんなことから始めていけば良いのか?

まず、生前整理には「親の持ち物を整理する」という意味だけではなく、物で溢れかえっている生活をスッキリさせようという目的があります。

家の中がごちゃごちゃしているところでは、転倒や事故が起こる可能性もあります。

探し物をするケースも少なくなりますし、片づけながら自分たちの思い出を語ることもできます。
また、スッキリした部屋なら、親の介護が必要になっても過ごしやすいですよね。

掃除をしていない部屋と掃除をしている部屋では、住み心地も違います。
ごちゃごちゃした中で生活がしたいという方にも、「おやかた」はおすすめしたい活動なのです。

「おやかた」のポイント

子供にとっては、ガラクタに見えてしまうものでも、親にとったら大切なものなのかもしれません。
子どもたちだけで片付けるのも良いですが、親御さんと一緒に片づけるのもおすすめします。

思い出や、あなたの幼少の頃の物など、そういった親にとって大切なものは、しっかり保管しておきましょう。
親がいつでも取り出してみることができるようにしておくのです。

片づける際は、「こんなもの要らない」「これはゴミだ」なんて否定的な言葉を使わないようにしてください。
これは、こうやって片づけられるよね、と。
肯定的に片付けていくことで、悲観的な気持ちにはなりません。

自分で「おやかた」をする

子供と一緒に片付けると、どうしてもトラブルが起こってしまいがちです。
「あれは大切なものなのに捨てられた」「どこにしまったかわからない」など。

そんなトラブルが起こらないように、「おやかた」は親主体で行います。
子供と一緒にやりたくないという方は、親だけでやってもOKです。
焦らず、時間をかけて片付けていくんだと思っていてください。

また、力仕事が必要な時だけ、子供を呼んでも良いのですから、子供さんは、親御さんの気持ちを優先にして。
兄弟や家族などの手を借りながら、人生の中で1度は必要なイベントだという気持ちで進めていきましょう。