親に自分の事を訊いてみよう

親に聞いておきたいこと

親に、自分のことを聞いてみてください。
というか、親が生きているうちに自分はどんな子供だったのか、聞いておきたいと思いませんか。

別に興味がなくても、聞くだけで親は弾丸トークで話してくれますよ。
だって、「あなたを育てた」っていうのは親にとって大切な思い出なのですから。

親孝行をしようと思った時、みなさん「してあげる」ことを考えすぎです。
「聞く」というだけでも、親孝行ができるのですよ。
話をしっかり、聞いてあげてください。

まず、一番聞きたいことといえば、自分の名前の由来ですね。
親がくれた初めての贈り物なのですから、名前の由来を聞いてみましょう。

名前の由来に、良い思い出がないという方もいます。
たとえばこんなケース。
「母は○○とつけたかったのに、父が勝手に□□にしてしまった」というもの。

ちょっと思い出したくないことかもしれません。
聞くときは、両親揃っていない時に、母から順番に聞いた方が良いですよ。

次に、自分が生まれた時のことを聞いてみましょう。
今や、出産といえば夫だけ立ち会うものではなく、家族みんなが立ち会えるようになりました。
それだけ医療が進歩している、何かあっても対処できる環境が整ってる、というわけですが。

昔はそうじゃなかったはずです。
出産は一大事。
しっかり設備の整った場所で、ちょっとしたハプニングもあったかもしれません。

自分が生まれた時、どんな感じで、最初にどんな産声をあげたのか。
何十年も前のことかもしれませんが、両親はきっと覚えているはずです。

育ててくれた、子供時代のこと

あなたは、何歳までの記憶がありますか?
たいていの方が、小学生以前の記憶はないはずです。

子供が親孝行をしてくれるのは、3歳まで。
3歳を過ぎたら第一反抗期が来て、どんどん憎まれ口をたたくようになります。

でも、小学校に上がるまでって、男の子でも女の子でも「かわいい」んですよ。
発言する一言一言がかわいいですし、愛らしいんです。

その時の記憶って、自分にはないんですよ。
親が一番、かわいいかわいいと言って育ててくれた、0才から6才くらいまでのことを聞いてみましょう。

一番初めに喋った言葉、親が一番うれしかったことなど。
就職や結婚など、最近のことで嬉しかったことではなく、あなたが幼い時の嬉しかったことを聞いてみてください。

悲しい、怒った、心配

そんな出来事についても、聞いてみてください。
たとえば、「○才の時に階段から落ちて、すごく心配で病院に走った、何ともなくて良かった」など。

自分が覚えていないことでも、親はかなり心配し、焦ったという辛い過去があるのです。
怒ったことについても聞いてみてください。

「買い物していたらいなくなって、本当に心配して強く怒ってしまったけど、自分が見ていないからだと怒ったことを反省した」など。

親御さんは、いろんな感情を持って、そしていろんな感情をあなたにぶつけて、育てていたんです。
「育ててもらった」なんて簡単に言いますけど、育てるって本当に大変なことなんですよ。

いろんな感情を、そして思い出を聞いてみましょう。
親御さんが、あなたのことをどれだけ愛し、愛情をぶつけてきたのか。
よくわかるはずです。