遠距離介護をする場合の注意点

実家近くの介護サービスを利用する

状況によりますが、基本的には、要介護者が住むのは地元の住み慣れた街がおすすめです。
お子様が遠方にいる場合は、遠距離介護をするしかありません。

誰かそばについていないと危険だという場合は、実家近くの介護サービスを利用する方法が得策です。
心配なら、呼び寄せて一緒に住むケースもあります。
人によって様々な介護のカタチがありますから、介護サービスを利用されない方もいます。

全く馴染みのない土地に住むことになると、環境が変わり認知症を発症してしまうケースもあるので、ご注意ください。
地元の介護サービスや、相談窓口などで一度相談してみると良いでしょう。

親族間で相談

親が介護が必要な状態になったら、兄弟や子供たちだけではなく、親族間でももめるケースがたくさんあります。
いとこ関係だから、関係ない、という話は通用しませんよ。
親族間でしっかりと相談しましょう。

良い介護をされている方は、ご年配の方同士でコミュニケーションが取れるよう、親族間を行き来したり、要介護者と要介護者の親族でも会う機会を設けるなどの努力をされています。

介護サービスを必要としない方は、家族全体で介護についてしっかりと考え、生活されています。

親の経済状況を把握し、しっかりと環境を整えてあげましょう。
お孫さんがいる場合は、お孫さんのこともしっかり考えてあげてくださいね。

極端なケースだけにとらわれない

親の介護のために仕事をやめる。
家族と離れて、実家に戻り一人で介護をする。
そんな極端な選択をしなくても、他に良い方法はいくらでもあります。

終わりが不明確な介護生活で、いきなり仕事をやめてしまっては経済的に不安が募るばかりです。
今日介護が必要になり、明日には危険な状態だ!なんてことはありません。

認知症が発症しても、その流れや進行速度は人それぞれですが、1ヵ月程度は余裕を持って行動できますから、何も今日仕事をやめて、明日引っ越す必要はないんだということを覚えておいてください。