葬儀後の流れ

葬儀が終わってもその先が忙しい

葬儀が終わって一段落・・・というわけにいきません。
ご遺族、喪主は葬儀が終わってから何かと忙しく、しなければならないことが多いです。

まず葬儀社への支払いですが、通常、葬儀から火葬がすんで数日後には済ませます。
葬儀にかかった費用については、葬儀社に支払う葬儀一式の費用、また葬儀社が何かの支払いを立て替えしていることも多いので、その費用など請求書に基づき支払います。
葬儀後、数日たってから請求書が着ますので、見積書や何に利用したかなどのメモを見ながら照合し、期限内にしっかり支払いましょう。

菩提寺などに支払う費用がまだ支払われていないという場合も、早めに持参します。
その他未払いがあれば、なるべく早く清算しましょう。

葬儀修了後の葬送、その流れ

葬儀が終わると、その日のうちに埋葬まで済ませる事もありますが、一般的には自宅にご遺骨などを持ち帰り祭壇に安置します。
故人がお亡くなりになった日から49日目に四十九日の法要を行います。
四十九日に、現世からあの世に行くという事になります。

死後10日以内、14日以内、また1ヶ月以内にしなければならない諸届け、手続きなどがありますので、しっかり行いましょう。
多額の香典を頂いた人や、お世話になった方への香典返しは、四十九日法要までに済ませるのが基本です。

四十九日の法要は、死後49日目に行わなくてはならないという事はありません。
しかし、49日すぎるのはよくありません。
遺族や近親者など近しい人たちだけで集まり、菩提寺の僧侶に勤行してもらいます。
法要後、会食の場を設け、参会者の方々には、四十九日忌の礼状と引き物を用意し、喪っていってもらいます。

遺産相続の事

故人がお亡くなりになって問題になる事が多いのが遺産相続です。
法律によって死亡した当日から相続が開始となるため、手続きには期間があります。
相続人が相続を放棄する場合、死亡日から3ヶ月以内、若しくは相続の開始を知った日から3ヵ月以内に家庭裁判所に申述が必要です。

相続税の申告、および納税が必要な額の遺産を相続した場合、相続の開始を知った日の翌日から10カ月以内に、相続税の申告、及び納税を済ませなければなりません。
亡くなった年、1月1日から死亡される日までの間に所得があった場合、遺産を相続される方、また遺族はその故人の所得税について、死亡された翌日から4カ月以内に確定申告を済ませなくてはなりません。
つまりこれらの手続き、申述に関しては、四十九日の法要の前に行う必要があるという事です。

形見分け・一周忌について

故人が大切にしてきた品々の中で、形見分けが可能な物は、相続遺産の対象とならないものに限られています。
宝飾品や美術品などに関しては、形見分けの対象に出来ないのです。

一周忌は故人がお亡くなりになってから1年目の祥月命日、若しくはその数日前の都合のいい日に行います。
神式では一年祭、キリスト教のカトリックは追悼ミサ、プロテスタントは召天記念日です。

納骨について

納骨はよく、四十九日までにとか、一周忌までには・・といわれることがありますが、そんなことはありません。
故人のご遺骨は、いつまでに埋葬しなければならないという事がなく、火葬済の証印がされている埋火葬許可証があればいつでもいいのです。

しかしご遺骨も有機物です。
長い期間、自宅など温度管理の難しい場所においておくと、変色するまた場合によっては液状化してしまう事もあります。
そのため、気持の区切りがついたときに、納骨を考えるといいいでしょう。